何億光年先でもいい
いつかわたしの光が
きみの心臓を突き刺しますように
突き刺した光がそのまま
きみの濃い影を縫い留めようとも
きみはきみのままで
駆けて、駆けて、
どうか一粒もこぼさずにいて
言葉の結晶が体温で溶けていく
その様子をみて、ぼくはすこし、安心をする
散る水しぶきが風にさらされて
あっという間に永遠になった
心臓に残った光を連れて
深海で閉じ込めて
わたしはきみと、窒息死がしたい
何億光年先でもいい
いつかわたしの光が
きみの心臓を突き刺しますように
突き刺した光がそのまま
きみの濃い影を縫い留めようとも
きみはきみのままで
駆けて、駆けて、
どうか一粒もこぼさずにいて
言葉の結晶が体温で溶けていく
その様子をみて、ぼくはすこし、安心をする
散る水しぶきが風にさらされて
あっという間に永遠になった
心臓に残った光を連れて
深海で閉じ込めて
わたしはきみと、窒息死がしたい